2010.10.21
活動報告
平成22年度 支部研修旅行報告
総務委員長 濵元 亮司
平成22年10月6日(水)・7日(木) 、岐阜県 下呂温泉・白川郷方面に行ってきました。総勢40名の参加でした。両日とも天気に恵まれ、楽しい旅行となりました。
一日目は中山道妻籠宿を散策、江戸時代からの建物がそのまま残っているところもあり、タイムスリップしたようでした。海外からの旅行者も多く、また小学生が写生している姿もありました。
二日目は、まず、飛騨高山の朝市へ。観光客も多く、よそ見をしていたら迷子になりそうになりました。もっとじっくり見学したかったのですが、時間が思ったより足りず、朝市をぶらぶらした以外どこにも行けませんでした。高山陣屋や屋台会館等も見学出来たら良かったと思います。
次の見学地は世界遺産に登録された白川郷の合掌集落でした。現地に近づくにつれ、萱葺き屋根の家々が目前に飛び込んで来て、まるで日本昔話の世界に入っていくようでした。国指定重要文化財「和田家」の内部を見学してきました。江戸時代より続く建築物であり、そして現在も生活されている家であるということに驚きました。
中に入るとわりと涼しく、快適な点にもまた驚かされました。屋根裏へつながる急な階段を上がると、黒光りする大きな柱が何本も見え、重厚な造りに圧倒されました。この柱や梁の1本1本が風雪に耐え、そこに住む人の暮らしを永年見守ってきているのだなと感じました。
ちょうど、萱の葺き替えをしている家がありました。ガイドさんの話によると30~40年に一度葺き替えをしなければならないとのことで、数百万円の費用が必要との事でした。重要文化財を保存していくのも大変ですが、貴重な日本の風景をいつまでも残していって欲しいと思います。
次回の研修旅行でも、より多くの皆様と交流が持てることを願っております。